親が子に教えよう!お金と資産形成の世界☆

熊本県菊池郡某所に住む、金融業会とは無縁な職種の会社員です。 人生100年時代といわれる世の中を生きていくため、学校はおろか親からも教わったことのない『お金と資産形成』という世界を我が子に教える為、自ら学び・実践しております。 このブログは、その軌跡とアウトプットの集合体です

(お勧め銘柄)バランス型インデックスファンド

投資スタイルによってお勧め銘柄は異なりますが、私の投資スタイルである

 

余剰資金での「長期」「分散」「積立」に於ける、

バランス型インデックスファンドのお勧め銘柄を紹介します

 


私がお勧めするバランス型インデックスファンドは、
下記4銘柄のみです

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まずバランス型ファンドとは、株や債券の組み入れ比率及び 対象とする

指数(国内や先進国、新興国)が、その投資信託の 商品企画の

比率になり続ける様にバランスし続けてくれる投資信託(ファンド)の

事を言います 。


・・・ついて来れてますか??


購入・換金手数料なし>ニッセイ・インデックス
バランスファンド(4資産均等型)
を具体例にお話をしましょう

このファンドは、

国内株式(指数:TOPIX)を25%
先進国株式(指数:MSCIコクサイ)を25%
国内債券(指数:NOMURA-BPI総合)を25%
先進国債券(指数: シティ世界国債インデックス(除く日本))を25%

っていう組み入れ比率になっており、株:債券の割合が50%:50%です

よって、ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)に投資をするだけで、
4種類の資産を保有できている事になります。

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ではバランスファンドを保有するメリットの「リバランス」を簡単に説明します

まず仮に上記4種類の資産を個別で保有していたとします。

経済が上向きで株価が上昇し、保有資産の割合が下記の状態になったと仮定して

国内株式:30%
先進国株式:40%
国内債券:10%
先進国債券:20%

 

もともとは全て「25%ずつ」で保有するはずが、全部バラバラになってます。
よって、下記の通りの対応をとる必要が出てきました

国内株式:5%売却
先進国株式:15%売却
国内債券:15%購入
先進国債券:5%購入

 

上記作業をとることによって、元々の「4資産均等」に戻りました
これをリバランスと言います

この作業を自動で継続してくれるのが、バランスファンドです。

 

最近のコスト競争により、信託報酬が非常に安いバランスファンドが
続々と登場していますが、基本的にどれもお勧めしません。

 

信託報酬が安いのは大事ですが、だいたいのバランスファンドは
日本株式の組み入れ率が異常に高いです。

 

これをホームカントリーバイアスと言って、
自国びいきしたいのは分かります。

 

しかしですね、世界での時価総額比率では、日本は8.2%
GDPでは世界の4.1%にしか過ぎません

 

よって、時価総額比率では日本:先進国:新興国は1:8:1となります

 

別にホームカントリーバイアスが駄目だと言ってる訳ではありません。

投資スタイルによって、日本株をメインにしたい人もいますので、
投資スタイルは十人十色。

とは言っても日本は少子高齢化により、この先衰退していく
国なのに対して、世界的には人口増加です

 

過去30年間の日本株式と先進国株式の、平均リターン&平均リスクは
下記の通りです
※出所:myINDEX

 

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 株も債券も国も、幅広く分散させる事が私は重要だと思っていますので
お勧めする銘柄は、冒頭の4種類としました。

激安バランスファンドを軸に、自分のアセットアロケーション
なるように個別ファンドでポートフォリオ組むことを勧める人も
います。

が、全体の組み入れ比率を計算するのが複雑になるので、だったら
最初から全部個別でポートフォリオを組むか、面倒だと感じる人は
少し割高な信託報酬を払ってでも、お勧め4銘柄のどれかを
選べば良いと思う所です。

 

個別資産クラスでの、お勧め銘柄

日本株式
先進国株式
新興国株式
国内債券
先進国債券
新興国債券←信託報酬が高すぎるので、お勧めなし

 

投資はリターンが確約されておりません。最後は自己判断でお願いします