親が子に教えよう!お金と資産形成の世界☆

熊本県菊池郡某所に住む、金融業会とは無縁な職種の会社員です。 人生100年時代といわれる世の中を生きていくため、学校はおろか親からも教わったことのない『お金と資産形成』という世界を我が子に教える為、自ら学び・実践しております。 このブログは、その軌跡とアウトプットの集合体です

投資をする上で、非常に大切な2つの事:余剰資金に関する件

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長くなりそうなので、2回に分けます

 

私は、余剰資金での投資信託による国際・分散・積立投資を実施しています

 

投資で最も大事なのは2つ。それは・・・

 余剰資金と、自分のリスク許容度を把握する事です。

今回は前者の余剰資金について書きたいと思います。

 

余剰資金の定義って難しいですが、大きく分けて2つになると考えます

 

①10年先まで使う予定の無い、まとまったお金

②日々の貯蓄の中の、2~3割

 

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<余剰資金:10年先まで使う予定の無いまとまったお金

人の三大出費は住宅・教育・老後なので、これをフォーカスして解説します。

国際分散投資は、長期的には年率4~5%は期待できますが、1年単位で見れば

大きくマイナスの月・年はザラにあります。

5年後の住宅購入に〇〇〇万円の頭金だったり、子供の大学入学金は

絶対用意しないといけないお金になります。

 

毎月3万円ずつの貯金で、上記イベントに対する必要金額がギリギリ間に合うか

際どいなら、値動きのある投資をしている場合ではありません。

 

そして次に、「10年先まで使う予定のない」に対して、これが日々の

生活費に対して大部分を占めるようでは、これも考え直す必要があります。

 

いわゆる「急な出費」ってのがありますよね。

「急」だけあって予定がたてれない為、これまた少しまとまった金額が必要です

代表的なのでは

①冠婚葬祭

②事故による怪我、病気

③会社の倒産

などがあります。

 

①に対する知人での実話ですが、知人のお母さんが他界した際、その人のお父さんは

自分の貯金含めて家の事はさっぱり分からず、相続の手続きが終わるまで、

葬儀代200万近くを知人が立て替えてました。

 

②は高額医療補助があるので、月最大10万円で計算できますが、③は本人しか

分からないものの、コントロールはできないですね。

 

いわゆるこの様な事態に備えるお金を「生活防衛費」と言います。

この生活防衛費をどこまで用意するかは、ほんとに人それぞれで正解はありません。

 

観点としては「自身の勤務先がどこまで安定してるか」「配偶者も働く事が可能か」

「実家にも頼る」等を考慮する必要があります。

 

ちなみに私は、手取り収入の3ヵ月分程を生活防衛費としてます。

自分の身に何かあった場合に備えて、同額を別途妻に渡してます。 

 

そんなまとまったお金なんてないよ!

って家庭も多数あると思いますが、私は少額でもいいので、積立投資は早く

実行する事をお勧めします

 

理由は2点

・少額でも、銀行預金より長期では絶対的に利回りが良い

・値動きする商品に慣れる

 

特に後者は、自分の年齢が若ければ若い程、少々の損失に対しても給与による

挽回が可能な為、時間という最大の武器を活かせるからです。

 

職場で廻りを見渡すと、昔は怖くて近寄りがたかった先輩も、50代になって

ずいぶん丸くなった人っていませんか?

 

年を追うごとに人間保守的になっていくので、挑戦し辛くなるんですよね。

そして定年してから、大事な年金を金融機関の甘い誘惑に騙されて

大事なお金を失ってしまいます。

 

よって、金融リテラシーを身に着ける勉強も兼ねて、積立投資は

早く始めた方が良い!訳です。

 

推奨するセゾン投信は最低5000円/毎月からできます。

SBI証券楽天証券を利用すると、100~500円/毎月で積立投資ができます。

5000円は負担が少し大きくても、500円なら大丈夫でしょう?

 

<余剰資金:日々の貯蓄の中の、2~3割

つまり、まずは少額から初めて、徐々に貯蓄にまわす内の2~3割を、積立投資に

あてがえれば良いと思います。

 

貯蓄する余裕がないから、積立投資なんてできない!って人が多数いるのも

事実ですが、そういう人こそ、ほんとに積立投資が必要です。

 

ギリギリまで使って生活していると、一生経ってもお金に困り続ける生活になります。

 

わずかに貯蓄できたお金の一部を投資に回しておくと、あなたが仕事している間も

そのお金も一緒に働いてくれて、お金自体が成長してくれます

 

ちなみに私は、まとまったお金を5年程かけての分割積立にしてますが、

月々の積立額は、貯蓄額の3割ぐらいです。

最大の理由は、超下げ相場に於いても積立をとめない金額に抑える事で、

暴落時のバーゲンセールで継続積立投資をする為です!

 

<結論>

まずはワンコインでも良いので、積立投資を始めてみましょう!

 

 

 

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