親が子に教えよう!お金と資産形成の世界☆

熊本県菊池郡某所に住んでる妻子持ちのサラリーマンです。投資信託による国際分散投資をしてます。難しい事は分かりませんが、初心者&入門者や、資産形成を気にすらしていない人達の役に立てそうな、等身大での資産形成ブログを目指して行きたいです

VIX(恐怖)指数って何ですか?

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先日の7月度の資産クラス別リターンの記事の中で始めてVIX(恐怖)指数っての

を登場させました

 

物の値段は価値があって需要が高まると値上がりし、価値(人気)が無くなって

需要が下がると値下がりしますので、株式はその為、常に値段が変動します。

 

ただしそれは市場が平静を保ってられてる「効率的」な状況の時であり、

市場は時としてパニックに陥ると値段が急上昇(バブル)したり、

大暴落したりもします。

 

ホラー映画を観ている時に恐くて徐々に心臓の心拍数が上昇し

「ワッ!」って驚かされると心拍数が急上昇しても、自体を理解すると

心拍数も元通りに戻る事から、株式市場の先行き不透明感を表すのに

VIX指数、別名「恐怖指数」ってのがあります。

 

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8月っぽいホラー画像をチョイスしました・笑

 

 

 

VIX指数とはシカゴオプション取引所が作った「ボラティリティ・インデックス」の

略称です。

 

ボラリティとは資産価格の変動の激しさを表すパロメーターであり、

オプション取引とは、ある資産について予め決められた一定の期間において、

一定のレート or 価格で取引する権利(オプション)を売買する取引の事を言います。


ちょっと例を出して解説します


とある100万円の株式に対して投資家Aは上昇を予想し、投資家Bは下降を予想します。

投資家AがBより、この株式を1年後の同日まで100万円で買える権利を10万円で

買った場合、この権利となる10万円がオプション代金となります。


1年弱後にこの株式の値段が80万円に下落していた場合、投資家Aは値下がりした株式を

買う意味がなくなる為、100万円で購入できる権利(オプション)を放棄した場合、

投資家Aは株式を購入する必要はないものの、権利(オプション)取得の10万円が

損失となり、投資家Bが10万円の利益となります。

 

この株式が200万円に上昇していた場合、投資家Aは100万円で200万円分の株式を

購入する事が可能で、転売すると+90万円(オプション代10万円引き)の利益に

なりますが、逆に投資家Bは200万円で市場からこの株式を購入して投資家Aに

100万円で売る必要がある為、オプション代の利益10万円から100万円を差し引いた

90万円の損失となります。

 

以上の事から、オプション取引は売り側が圧倒的に不利な立場になってしまうものの、

一定のコスト(オプション代)を払えば資産の値上がり or 値下がりに対する損失を

回避できる性質があります。


さて話を少しタイトルに戻しまして、VIX指数はアメリカのS&P500を対象とする

オプション取引の値動きをもとに算出されます。

 

VIX指数の値動きは、株式相場が下落して投資家の警戒感が高まると数値が上がり、

上昇相場では価格が横ばいまたは下落する傾向にあるため、恐怖指数とも呼ばれます。


VIX指数は、投資家の不安感情を数値化したものなので、対象になるS&P500指数が

年初来安値となったからといって、必ずしもVIX指数が年初来高値になるとは

限りません。

 

VIX指数はオプション取引価格の変動(ボラティリティ)を意味しているので、

対象となるS&P500が昔と同じ価格であっても、急落しているときと、のんびり

動いているときでは、VIX指数が全く違った数値になることもありますので、

上記で表現した急上昇する心臓の心拍数のようなものです。

 

よって、VIX指数は永遠と下がるものではなく、株式市場が安定状況から上昇を

続けたとしても、一定の数値で下げ止まるような傾向があり、一般的に

安定状況でのVIX指数は10~20の間で推移すると言われています。

 

逆にVIX指数は急上昇しても高値を長期間維持する事はなく、株価が暴落して

底値維持であっても、株価の下落が止まる or 緩やかになれば、人の心拍数と同じで

VIX指数は徐々に下落することになります。

 

つまり、投資家の恐怖心が落ち着いてきたので、心拍数と同じで恐怖指数

下がる訳です。


過去VIX指数の主要な高値 ※Wikipediaより

1990年8月23日 イラククウェート侵攻…36.47
1997年10月28日 アジア通貨危機…48.64
1998年10月8日  ロシアデフォルト(LTCM破綻)…49.53
2001年9月21日 アメリカ同時多発テロ…49.35
2002年7月24日 エンロン不正会計事件…48.46
2002年8月5日  ワールドコム破綻…45.21
2003年3月12日 イラク戦争勃発…34.40
2008年9月18日 リーマン・ブラザーズ破綻…42.16
2008年10月24日 世界金融危機…89.53(史上最高値)
2010年5月21日 ギリシャを筆頭とするPIIGS国債懸念…48.20
2011年8月9日 S&P米国債を格下げ…47.56
2011年10月4日 ギリシャ国債のデフォルト危機…46.88
2015年8月24日 中国経済失速懸念…53.29

 

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実はこのVIX指数を対象とした先物取引がアメリカではあって売買が可能であり、

日本でもVIX指数を対象としたETFありますので、株式と同様に売買することが

出来ますが、これ以上は聞きかじった知識しかない私には説明困難な為、

もうちょっと勉強(するかは不明ですが)したら、また記事にしたいと思います。

 

 

<結論>

国際分散インデックス投資をしておけば、そもそも市場相場に対して

なんら反応する(むしろ下落時は喜ぶ側)必要がない為、

VIX指数=バーゲンセール開始コールと思えてしまいますね☆